年4回の定例議会と7〜8月に開かれる臨時議会の概要を報告します。
「民報かこがわ」で詳しく報告しますので、そちらもぜひ、ご覧下さい。
一般質問を行います。
はじめに 幼保一元化問題について、
しかた幼稚園としかた保育園を「しかたこども園」として機構改革が行われました。3歳児から5歳児までの就学前教育施設である幼稚園とゼロ歳児から5歳児で保護者が就労しているなどの事情で保育を必要とする子供を預かる児童福祉施設が合築され、今年4月から、幼保一元化の就学前教育のモデルの取り組みとして、「しかた子ども園」が始まっています。その中で、「これでいいのかな。こどもの将来にどんな影響があるのかと不安を持っている」という関係者の声をお伝えし、改善を求めて質問いたします。
1)「しかた子ども園」について
一番目に「しかた子ども園」についてですが、保育参観日が平日で保育園児の保護者が参加しにくいことやせっかく仲良くなった園児たちが小学校は別々になること、小学校のお兄ちゃん、お姉ちゃんといっしょに通園できないなどこれまで小学校の隣に設置されていた幼稚園が持っていた就学前教育の役割が変わったことがあります。しかし、給食とお弁当のことが一番の問題ではないかと思いました。食べると言う事は保育・教育活動とって、とても大切なことです。保育園には給食室が必須の条件ですが幼稚園ではお弁当持参が基本なので「しかた子ども園」では保育園の分しか給食設備がありません。しかし、子どもたちは一緒に遊び、年齢にあった教育を受けて1日を過ごしているわけです。給食の臭いもしてきます。それが刺激となって食欲もわいてくるし、遊びや運動でお腹も減って、心も身体もお昼ご飯を食べる準備をします。ところが、お昼ごはんになると保育園の子どもは給食を、幼稚園の子どもはお母さんの作ったお弁当を食べます。別々の部屋で食べるのならまだしも同じ部屋でとなるとどうでしょうか。お母さんの心配は給食の子どもはお母さんの作った好きな物が入っているお弁当をうらやましく思うし、お弁当の子どもは美味しい匂いのしていた給食が食べたいと思うのではないか。ということです。
せめて、いっしょに遊んでいる子どもは同じ給食を提供できないものでしょうか。給食についての考えと今後の取り組み、改善の考えがあるかについてお聞かせください。
2)認定こども園の法制化は公的責任の後退ではないか
2番目は認定こども園の法制化は公的責任の後退ではないか。と考えますが当市の見解をお聞かせください。現在、参議院で審議中の「就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供に関する法律」が成立する見通しといわれています。この法案を「認定こども園法」といっています。「認定こども園」は親の就労にかかわりなく、幼稚園でも保育園でもゼロ歳児から就学前の子どもを対象に教育・保育を行うことを可能にする制度です。幼い子どものいる家庭にとって、公的な施設に子どもを預けることが出来るのは大変うれしいことです。
しかし、「認定こども園」が期待どおりの施設であるかといえば大きな懸念をもたざるを得ません。保育園と幼稚園では設備や人員配置の基準で大きな違いがあります。現行の保育園では義務づけられている調理室が「設置が望ましい」とされているし、幼稚園には無いゼロ歳児から2歳児の人員配置は「保育所と同様であることが望ましい」となっています。「望ましい」とは基準以下でもよいことになり、これまで確保されてきた保育水準が引下げられることも考えられます。入所に関しても「直接契約」が基本で入所選考も保育設定も施設が行い、保育料も自由設定方式にかえられます。母子家庭や障害児、リスクの多い子どもの入所拒否や保育料の値上げにもつながりかねません。「認定こども園」は企業も含め、いろんな事業体が認定されやすいように基準を低くしていると見られています。これらのことは憲法・児童福祉法に基づいた国と自治体が責任を負う公的保育制度を壊す道を開ことになります。子どもの権利条約第3条「子どもの最善の利益」に照らしても、人格の基礎をつくる大切な乳幼児期の成長と発達の保障と言う点で重大な問題ではないでしょうか。当市としてはこれからも子育て支援の面から、また人格育成の面からも公立保育所・幼稚園の存続と育成のため施策の充実をはかるべきだと思います。特に、東神吉保育園、幼稚園が「認定こども園」の対象にならないよう、保育園は延長保育を幼稚園は2年制を実施し保育ニーズに応えるべきだと考えますが見解をお聞かせください。
大きい2番目にゾーンバスの拡充についてです。
加古川西部・北部を東西に結び、加古川線をつなぐゾーンバス(かこタクシー)路線の拡充を要望いたします。
ゾーンバス、愛称かこバスは、地域の交通需要に応え、市民生活に密着した公共交通として更なる拡充が期待されています。東部地域の人口集中地域に続いて、高齢化が著しく、医療機関や商業施設アクセスが必要とされた西部にも宝殿駅から市民病院、西原への「かこタクシー」が運行され喜ばれています。しかし、西部には総合体育館や市民病院、ウエルネスパークや少年自然の家などの公共施設がありますが東西に結ぶ公共交通がなく、東西の交通を便利にしてほしい。といわれています。また、上荘町都台団地は丘陵地に約600世帯、造成から30年が過ぎて、年々高齢化しています。
一昨年、一軒しかなかったスーパーが店を閉め、いまも日用品のお店はありません。路線バスも回数が減って加古川へ出るのに片道590円もかかり買い物や病院に行くのもタクシーでお金がかかる。安いゾーンバスを走らせてほしい。という切実な相談が寄せられています。
加古川線が電化されました。「乗って残そう加古川線」という標語がありますが西・北部から加古川へ出なくても、厄神駅や神野駅、神野団地の開業医や甲南病院、新しくできる県立病院をむすぶ、安くて便利なゾーンバス、かこタクシーの運行を検討頂きたいと思います。見解をお聞かせください。
大きい3番には加古川駅北の無料駐輪場の拡張について質問いたします。 加古川駅周辺の放置自転車問題の解決につきましては、駅の橋上化にともなって、高架下を利用した有料駐輪場、駅南の3階建て有料駐輪場と合わせて無料の駐輪場もある程度は確保され、監視員を配置し放置自転車問題にとりくまれてきました。
1)無料駐輪場の閉鎖について
1番目には広くて、近い無料駐輪場の閉鎖についてです。5月29日から、加古川駅北の無料駐輪場が閉鎖されました。そこに変わる無料駐輪場の確保をすべきだと思います。3,000台も利用されていた駐輪場の閉鎖です。約半月ほど前に閉鎖のお知らせのビラが配られ、無料の駐輪場の案内も記載されていました。
氷丘南小学校の西に約250台分と加古川線の高架下に450台分の2ヶ所で700台ありますが、朝のあわただしい時に止める場所はあるのでしょうか。
「新しく用意された無料駐輪場は「狭い、駅から遠い」「加古川の居住環境では自転車は無くてはならない交通手段なのに便利だった駐輪場の突然の閉鎖は困ります。その内、全部、有料になるんじゃないか」と不安と怒りの声が寄せられました。私は、通勤、通学に欠かせない自転車置き場、駐輪場の確保はJRと加古川市の責任ではないかと考えています。普通のお店でも、お客さんのために駐輪場や駐車場を設けています。JRは加古川市民の最大の交通機関であり、市民はJRのお客さんです。駅を中心に街が発達し、暮らしが成り立っています。
駅は「加古川市の顔」と言われます。その事を思えば駐輪場の確保は市の仕事としても、大変重要な問題です。加古川市は今後「自転車利用環境整備計画」に基づく条例を定め、放置自転車を無くす計画をされていますが。だれでもが有料駐輪場に預けられるわけではありません。放置自転車の対策費が増えるだけではないでしょうか。安心して利用できるよう無料駐輪場の拡張を求めます。
2)有料駐輪場3階部分の無料化についての提案
2番目に駅前南にある3階建ての有料駐輪場の3階部分について、無料の駐輪場にするよう提案いたします。
有料駐輪場は50%の利用率と聞いておりますので3階建ての3階部分は空いているのではないかと推測いたします。今の青空の無料駐輪場にしてもシルバー人材センターに委託して朝6時から夕方6時まで要員配置されています。そのためにお金も掛っているわけです。3階建ての駐輪場にはすでに要員配備されておりますので新たな経費もかからず有効利用できるのではないかと思います。前向きなご検討をおねがいいたしまして質問をおわります。